投稿日:2023年11月15日/更新日:2023年12月01日

【初心者】メンズエステとは?仕事内容や流れ・特有の技・風俗との違いまでを徹底解説

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メンズエステは、女性セラピストが男性のお客様にマッサージ(エステ)を行うサービス業です。

風俗と間違われやすいですが風俗ではありません。

しかし、風俗的なイメージを持っていたり、具体的な仕事内容がわからないことも多いのではないでしょうか。

稼ぎやすく人気のある業種ですが、多様化している業種のため正しい認識を持って働くことが重要です。

今回は風俗店との違いや具体的な施術内容、働くにあたっての注意点を解説していきます。

メンズエステについて理解を深めましょう。

 

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メンズエステとは?

男性客にオイルマッサージをするお仕事です。

風俗店ではないので性的接触はしてはいけません。

風俗のジャンルの1つにも風俗エステが存在しますが、メンズエステは風俗エステとは異なるので注意が必要です。

メンズエステではあくまでマッサージ店ということが大前提で、そこに少しセクシーさがプラスされるようなイメージです。

お客様を性的に満足させるのではなく、女性セラピストのマッサージで精神的な満足感を提供します。

風俗店とは何が違うのか

法律で風営法の性風俗特殊営業の許可を取っていないと、性的サービスを行ってはいけません。

メンズエステのほとんどの店舗がマッサージ店として営業しているため、性的サービスが無いということが前提です。

メンズエステでは風俗エステと区別するために「抜き無し」の表記を記載していることもあります。

性的サービスを行うとどうなるのか

メンズエステ店は風営法の性風俗特殊営業の許可を取っていないので、性的サービスは法律で禁止されています。

本番行為、フェラ、手コキ、キスなどは全て性的接触とみなされます。

ほかにも直接的な接触ではなくても、胸やお尻を意図的に触らせることや全裸で接客することも性的サービスとみなされるので注意が必要です。

性的サービスを行っていることが発覚した場合には店舗もセラピストも摘発されてしまうリスクがあります。

摘発されると最悪の場合、営業停止だけでなく罰金や逮捕されてしまうケースもあります。

普通のエステやマッサージ店との違い

メンズエステは基本的に女性が施術をすることがウリです。

施術料金自体は普通のマッサージ店に比べて高く、そのためセラピストのお給料も良いのです。

セクシーさの度合いや求められる技量も店舗によって違いますが、基本的にはマッサージ自体の難易度は低く誰でも始めやすいお仕事です。

風俗ではないものの、普通のマッサージ店とは違う要素が多いので夜職としてカテゴライズされます。

 

メンズエステの具体的な仕事内容や道具

ここでは、メンズエステの具体的な仕事内容や道具について紹介します。

メンズエステの仕事内容

基本的には肩・首、背中、脚などをもみほぐす一般的なマッサージを行います。

そこに男性が喜ぶような要素を取り入れたのがメンズエステです。

メンズエステ特有のサービス

メンズエステ特有のサービスは主に下記の2つです。

  • 鼠径部のマッサージ
  • 密着感のある体勢での施術

鼠径部(そけいぶ)とは股関節の周辺のこと。

性器に触らないようにマッサージをします。

鼠径部の近くをマッサージすることでお客様をドキドキさせることがポイントです。

ディープリンパと呼ばれることも多く、オプションとして設けている店舗もあります。

セラピストは、手だけでなく太ももや全身を使い、密着しながらマッサージをするのも特徴。

密着の度合いは店舗やセラピストによって違いますが、メンズエステの人気要素の1つです。

マッサージに使うオイル

メンズエステはオイルも特徴的で、多くの店舗がメンズエステ用に改良されたものを使用しています。

普通のマッサージ店ではアロマオイルやベビーオイルを使用しますが、メンズエステ用のオイルはより粘度が高くローションに近い気持ちよさが特徴です。

また、水溶性のためシャワーで流しやすいのもメリットの1つです。

ただし、お肌に考慮された成分ではないことも多いため、敏感肌の方が長時間使用していると肌荒れを起こすリスクがあります。

接客が終わったら早めに拭き取ったりシャワーで流すことがおすすめです。

セラピストの制服や施術着

セラピストの衣装がセクシーな点も特徴の1つです。

Tシャツ素材やカシュクールのような素材で胸元が開いていたり、短めの際どいタイトスカートやワンピースを着用することが多くあります。

店舗によってはベビードール、水着、コスプレなどのセクシーな衣装の場合もあります。

衣装チェンジをオプションの1つとしていることもあるので、面接時に確認しておきましょう。

施術する部屋の雰囲気

基本的には間接照明で薄暗く、ベッドよりも床に敷かれたマットで施術することが多いです。

店舗によってはヒーリング音楽が流れていたりアロマが炊かれていたり、リラックスしやすい空間になっています。

メンズエステではセラピストの施術している様子が見えるように前方や横に鏡を置いていることもあります。

メンズエステの3つの営業スタイルや施術の流れ

メンズエステの主な3種類の営業スタイルやスタイル別に施術の流れを解説します。

主な営業スタイルは下記のとおりです。

  • 店舗型
  • マンション型
  • 出張型

それぞれ解説します。

店舗型

店舗型は、店舗を構えてその店舗内で施術を行うスタイルです。

スタッフがいるのでセキュリティ面で安心できるというメリットがありますが、日本人のセラピストが在籍する店舗はあまり無くレアケースです。

マンション型

マンション型はマンションの一室が施術部屋になっているスタイルです。

メンズエステではこのスタイルが多いです。

また、一室に部屋が複数あり、その部屋ごとに接客するタイプもあります。

店舗のスタッフとはスマートフォンなどで連絡を取り、待機も施術もそのルームで行います。

スタッフが不在のため、メニューの説明や会計はセラピストが行うことが多いです。

出張型

出張型は、お客様の指定した場所までセラピストが出向いて施術を行うスタイルです。

摘発のリスクを減らせるため、最近は増加傾向にあります。

待機所で予約が入るのを待ち、予約が入れば送迎または自分でお客様の元へ向かいます。

店舗によっては自宅待機ができることもあります。

マンション型同様セラピストがメニュー説明や会計をすることが多いです。

施術で汚してしまった所をしっかり掃除しないとクレームが入るリスクがあるので注意が必要です。

代表的なメンズエステの技5選

メンズエステにしか存在しない施術内容が多くあり、技と呼ばれることもあります。

ここでは代表的な5つのメンズエステ用語を紹介します。

  • マーメイド
  • ディープリンパ
  • 密着
  • カエル脚
  • 四つん這い

それぞれ解説します。

マーメイド

お客様に仰向けで寝てもらい、セラピストも添い寝に近い状態になります。

上体を少し起こしてセラピストの太ももでお客様の太ももを挟んで動かすことでマッサージを行います。

この時のセラピストの体勢がマーメイドのようになるのでこの名前がつけられました。

同時に鼠径部のマッサージをしたり、腕や脚の長いセラピストは上半身までマッサージをするなど、さまざまな応用ができます。

ディープリンパ

ディープリンパは、鼠径部マッサージのことです。

性器には触れないものの、ギリギリをマッサージすることでドキドキ感を演出します。

ほとんどの店舗で行っていますが、店舗によってはオプションになっている場合もあります。

密着

その名の通り、密着しながらマッサージをすることです。

さりげなく胸が付くようにしたり、ハグのような体勢でオイルを塗るなど、お客様に触れる身体の面積がなるべく多くなるような体勢をとります。

密着の加減はセラピストによってさまざまです。

カエル脚

お客様の片足か両足を「くの字」に開いてもらい、脚や鼠径部をマッサージします。

お客様がカエルのような体勢になるためカエル脚と呼ばれており、この状態でディープリンパの施術をすることが多いです。

メンズエステに慣れていないお客様だと脚を開き慣れていない場合があるので、しっかりと手で誘導してあげましょう。

四つん這い

お客様に四つん這いになってもらい、手と肘を使ってお尻や鼠径部をマッサージします。

セラピストはお尻側に座り、内側から腕を入れるようにしてマッサージすることが多いです。

また、お客様の横側に座って上半身にオイルを塗ることなどもできます。

メンズエステで働くときの3つの注意点

メンズエステは風俗ではありませんが、セクシーな要素がたくさんあります。

お客様によっては性的興奮が高まり過ぎてしまい、ルール外のことを行おうとしてくることも……。

ここでは、メンズエステで働くときの3つの注意点を紹介します。

強引なお客様がいたら

無理なことをしてくるお客様に対しては、気まずい雰囲気になったりお客様が怒ってしまうことが無いようにはっきりと注意する必要があります。

夜職ではどの業種でもこのようなことが起こるので、流されずにしっかりと対応しましょう。

本当に危険な目に合った場合も考え、すぐにスタッフに連絡が取れるように前もって対策を考えることがマストです。

トラブルを解決できる自信が無い場合はお客様に「一度スタッフに確認を取りますか?」と伝えるのもよいでしょう。

トラブルが起こった際にしっかりと対応してもらえるかは働くうえで大事なことなので、働き始める際に店舗選びは慎重に行いましょう。

お客様が交渉してきた場合

強引ではなくてもチップを渡すことを条件に性的な行為をしてほしいと交渉してくるお客様は少なくありません。

高額な額を言われても決して流されないようにしましょう。

店側からのペナルティや摘発のリスクだけで無く、インターネットに書かれたりセラピストに寄ってくる客層が悪化してしまうリスクもあります。

また、後になってお金を払わないなどの詐欺被害にあってしまう可能性もあります。

制服や衣装は事前確認をしておく

基本的には胸元が開いていたりピッタリとしたトップスにタイトなミニスカートやキャミソール・ベビードールを着用することが多く、露出はあるものと考えましょう。

店舗のコンセプトによっては学生服や水着などさまざまな衣装が用意されている場合もありますし、本格派路線の店舗ではエステティシャンの制服を着用する場合もあります。

トップレスやフルヌードをオプションとして設けている店舗は違法行為や過激な内容を容認しているため注意です。

衣装に関しても面接時に事前確認をしておきましょう。

まとめ

メンズエステはセクシーさのあるお仕事ですが、風俗ではありません。

性的な満足ではなく、心を癒すことを第一に考えて接客することが重要。

接客の仕方、自分の身の守り方などをしっかりと考えて働けば、内容もライトで性病のリスクも少なく稼ぎやすいお仕事です。

マッサージの仕方が分からなくても店舗での講習もあるので初心者でも安心です。

これから始めようと思っている方や興味を持った方は、注意点を理解し、自分に合った店舗を選びましょう。

 

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